おふたりの婚約を確かなものとし、ご両家の絆を結ぶ儀式、結納。そこで贈られる品々には、晴れやかな未来への願いが込められています。
結納を終えられたばかりの方も、ご実家で大切に保管されている方も「この華やかな水引飾りを、どうにかして活かせないだろうか。」と、ふと思いを巡らせたことはないでしょうか。弊社では、そんな大切な結納品を現代の暮らしに取り入れやすく、アレンジを楽しめるアートとして蘇らせるお手伝いをしています。
今回ご紹介するのは、お嬢様とご子息様、それぞれの門出を祝うために作られた、二つの特別なリメイク作品です。これから結納品のリメイクをお考えの方の参考になりましたら幸いです。


ご家族の節目に寄り添う、二つのアート
この2つのアートボックス、実は同じお客様から、それぞれお嬢様とご子息様のためにとご依頼いただいた作品です。水引飾りはマグネット式になっており、どちらも飾りの位置を自由に変えて楽しむことができます。
- アートボックスとは:水引飾りのような立体的な品を飾れる、奥行きのある額装のこと。
お嬢様へ贈る、心温まる誕生日プレゼント
はじめは、お嬢様の結納品のリメイク(ベンガラ和紙をつかったピンク系のお色のもの)からでした。 お母様が娘さんと話し合いながら作り上げたアートは、完成がお誕生日と近い時期だったこともあり、心温まるサプライズプレゼントになったと伺っています。

ベンガラ和紙をベースに、本金と五彩箔、立体的なラインの加飾を施しました。

こちらは既に加工を終え、いつでも配置ができる状態です。

ご子息様の門出を祝う、ウェルカムアート
納品後しばらくして、今度はご子息様の結納品のためにと、再びお声がけいただきました。 こちらも同様に、ご本人の好みをお伺いしながらお仕立てさせていただきました。完成したアート(三椏和紙をつかったベージュ系のお色のもの)は、結婚式のウェルカムスペースに飾られるご予定とのことでした。

三椏和紙をベースに、本金と五彩箔、立体的なラインの加飾を施しました。

こちらは既に加工を終え、いつでも配置ができる状態です。

それぞれのご家庭で、新たな時を刻み始めた結納品。お二人の新しい暮らしに寄り添い、ご両家の想いを繋ぐかたちに仕上がりました。
大切な想いを、未来へ繋ぐかたちへ
この章では、弊社の結納品リメイクづくりに対する姿勢や、こだわりの一端をご紹介します。
お客様の信頼に応えるデザイン提案
弊社では、お客様からお預かりする大切な結納品と、その背景にある想いを何よりも大切にしています。
私たちの拠点は、石川県金沢市。和紙専門店として全国から上質な和紙を取り寄せ、その魅力をお伝えするかたわら、作り手として、独自の創作和紙の企画・制作から、それらを用いた和紙アートやインテリアの創作までを一貫して手掛けています。
現在の私たちのものづくりに至るまでの、長い歴史や背景については、下記のコラムで詳しくお話ししています。

和紙と向き合い続けてきた専門店だからこそ、お客様一人ひとりのご要望を汲み取ったデザイン提案ができるのです。今回のお客様のように、デザインを私たちにゆだねていただけるのも、こうした背景があってこそと、私たちは考えています。和紙への深い知識と、作り手としての技術。この二つが合わさって初めて、他にはない弊社ならではの結納品リメイクとなるのです。

水引飾りがなくとも、それ自体が美しい作品です。

和紙の豊かな表情が、これから飾られる水引を一層引き立てます。
暮らしに合わせた、様々なリメイクのご提案
ひとくちに結納品リメイクと言っても、その方法は一つではありません。奥行きのある立体的なアートボックスやアートパネルのほか、つるし飾りや屏風に仕立てるなど、様々な形があります。
※それぞれのリメイク方法の詳しい特徴は、こちらの記事でご紹介しています。
どの形のリメイクをお選びいただいた場合でも、私たちのものづくりへの姿勢は変わりません。見た目の美しさはもちろん、永くご愛用いただくための耐久性や、飾りやすさも大切にしています。
「余白」の小さなこだわり
例えば、水引飾りを取り付けるデザインパネルと額の間に設けた、わずかな「余白」もその一つです。
アートボックスでは、お客様が水引アレンジを楽しめるスペースをできるだけ広く確保するため、この余白を原寸合わせで仕上げています。しかし、ただ狭いだけでは、パネルを収めにくくなってしまいます。
アレンジできる面積の広さと、末永くお使いいただくための扱いやすさ。その両方を叶える最適な寸法を、一つひとつ導き出しています。



アレンジがもっと楽しくなる工夫
弊社の結納品リメイクでは、今回ご紹介したアートボックスはもちろん、アートパネルタイプも、水引飾りをマグネットで自由に取り付けられるようになっています。お預かりした大切な飾りは一つひとつ丁寧にパーツ分けし、裏面に小さなマグネットを取り付けます。
これにより、季節や気分に合わせて飾りの位置を変えたり、数を調整したりと、お客様ご自身の手でいつまでも楽しくアレンジを続けていただくことができるのです。
結びに
今回は、あるご家族の節目に寄り添わせていただいた、二つの特別なリメイクアートをご紹介しました。晴れの日に交わされた大切な結納品が、こうして形を変え、新たな暮らしの中で再び輝き出す。ご両家の想いが未来へと繋がっていく瞬間に立ち会えることは、私たち作り手にとっても嬉しいことです。
ご実家で大切に保管されている結納品をお持ちの方や、これからご自身の結納を迎えられる方もいらっしゃるかもしれません。もし「我が家の結納品は、どんな形になるだろう?」「まずは、話だけでも聞いてみたい」と少しでも思われたなら、どうぞお気軽にご相談ください。弊社ではお客様一人ひとりの想いに耳を傾け、最適なかたちをご提案させていただきます。


結納品水引リメイクをご検討されるお客様へ
下記ブログ記事では「結納品を飾る期間」や「弊社の結納品リメイクの特徴や種類」、「実際にご依頼いただいたお客様の声」などを詳しく解説しています。さらに「ご祝儀袋のリメイク方法」についても事例を交えながらご紹介しています。これから結納品リメイクをお考えの方にとって、参考になれば幸いです。

また、今回ご紹介したアートボックスだけでなく「こんな形のものが出来ないの?」といったご質問やご要望も大歓迎です。お客様のご不安や疑問に、一つひとつお答えいたします。

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