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石川県金沢市にある和紙専門店「紙あさくら」の公式ブログです。暮らしを彩る様々な和紙インテリアや制作事例などを発信しています。

結納品リメイクアートパネルの製作過程をご紹介|石川県S様

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石川県のS様から、ご自宅用と新郎のご両親様用(お歳暮と一緒にお渡しするそうです)の2点の結納水引リメイクパネルをご依頼頂きました。

記事後半では、リメイクパネルが出来上がるまでの過程の一部をご紹介いたします。

目次

墨染め楮紙と金彩デザインの結納品リメイクパネル2種

墨染め楮紙と金彩デザインの結納品リメイクパネル
寸法:W700mm×H250mm×T19mm
水引は自由に位置替え・脱着可能になっています(結納水引リメイクパネル)鶴亀と松竹梅の水引飾りアレンジ例
水引は自由に位置替え・脱着可能になっています(結納水引リメイクパネル)鶴と松竹梅の水引飾りアレンジ例
寸法:W700mm×H250mm×T19mm
樹脂ラインを入れた結納水引リメイクパネル(デザイン部分アップ)

同一サイズで、デザイン部分のみ異なるアレンジのリメイクパネルです。

水引を取り付けると、上記写真の様にとても華やかな感じになります。
マグネット仕様になっているので、水引はパネル内で自由に脱着・位置替えが可能になっています。
パネルの裏側には縦横自由に壁掛け可能な、金具と紐が取付済み。飾る場所に合わせて向きの変更が出来ます。

※パーツ脱着 参考動画(Vimeo): 結納水引リメイクパネル マグネット取付け紹介

リメイクパネル制作風景の一コマ

和紙のカット

墨染め楮紙

上記写真は墨染めした楮紙。下地のパネルに貼っていく前の段階で、既にパネルの大きさに合わせて和紙をカットしてあります。弊社では染色から行っているので、細かな色のご指定が可能です。

パネル貼り直後

表の和紙を貼り終えた所

パネルに貼り終えた直後の写真です。
角の処理は綺麗に見えるように不要な部分はカットして折り込みを最小限にしています。濡れた状態で和紙をこすると毛羽立ちが出るので、障子紙を一枚挟んでその上から空気抜きや余分な水分を取っていきます。

乾燥後のパネル

表の和紙を貼り終えて乾かしたもの

表の和紙を貼り終えて乾燥させたものです。
乾燥時に温風を当てて急速に乾燥させたり、日光のあたる場所で乾燥させるとテカリやシミ、シワの原因になるので風通しのよい日陰(室内)で乾燥させます。和紙は自然乾燥が一番安全です。

デザイン入れ

本金箔を入れた所

本金箔(粉)を入れ終えた所です。徐々に出来上がってきました。
金粉にする事で箔部分が主張し過ぎず上品な輝きになります。

樹脂ラインを入れた結納水引リメイクパネル
樹脂ラインを入れた結納水引リメイクパネル(別デザイン)

樹脂ラインが入りパネル本体が完成しました。この最終工程、失敗が許されない工程です。
納得が出来ない仕上がりの場合は、再度和紙を貼る工程からやり直します。

弊社の結納水引リメイクパネルは結納水引がメインと考え、お客様の水引飾りがより美しく見えるパネルデザインをご提案しています。打ち合わせで決定した仕様に合わせて、染色やデザイン入れなど手作業で行って制作。いつまでも思い出に残るリメイク品をお作りしています。

納品後、S様から「素敵なパネルにして頂いて感激しています」と仰って頂けました。
ご依頼頂きましたS様、有難うございました。

「結納品の水引飾りを素敵なインテリアアイテムにリメイクしませんか?」
お客様のご要望やお持ちの水引飾りに応じた、完全オーダーメイドのリメイク品をお作りいたします。
結納水引リメイクの専用ページで、リメイク品の特徴やこれまでの制作事例をご覧頂けます。

お問合せはフォーム、お電話、FAXから心よりお待ちしております。

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